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ソーラーパネルのエネルギーを最大電力追尾方式(MPPT)により効率良くバッテリーに充電し、接続機器への電力供給をコントロールします。独立型太陽光発電システムの運用を最大限にサポートします。
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福島電機 ソーラーパネル充放電コントローラー SPC-003R
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■太陽エネルギーを最大限活用 |
LC-MPPT方式によりソーラーパネルやアレイの総合最大発電電力点を常に追跡、その時々の状況に合わせて電圧を調整し、最も高い電流をバッテリーに送り込みます。
※LC-MPPTについて
Limit Cycle - Maximum Power Point Tracking:リミットサイクル方式最大電力点追従制御
変動するソーラーパネルの最適動作点(最大電力点)を電流制御誤差にって生じるリミットサイクルを使用して取り出す制御方式です。
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■24V/36Vソーラーアレイで充電可能 |
独立型ソーラーシステムのパネルとして、出力電圧の高い薄膜系や住宅系統連系用のソーラーパネルも使用が可能です。 従来型のチャージコントローラーでは、12V/24Vソーラーシステムで充電する場合のバッテリーは、同じく12V/24Vにする必要がありますが、SPC-003Rは、公称電圧12/24/36Vの独立型太陽電池モジュールのアレイ構成に対応できます。
※太陽電池モジュールの公称電圧は、バッテリー公称電圧と同じか、またはそれ以上でなければなりません。(例)12Vシステム用のソーラーパネルで24Vバッテリーを充電することはできません。
※ソーラーパネルの定格電圧は、12Vシステムでは約17V、24Vシステムでは約34V以上が必要。
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■モニタリング可能 |
動作状態、バッテリー状態、ソーラーパネルの発電電力値をデータ出力し、お持ちのパソコンや、別売りのメーター/タイマーユニット(MTU-003R)でのモニタリングが可能です。
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■パソコン用ソフト付属 |
付属のモニター/コントロールソフトはシステムの運転状況のモニタリングのほか、ログ機能により発電量の集計や気候による発電量の変移などもデータ集計が可能です。
[対応OS:Windows8/8.1まで]
※通信インターフェイス
メーター/タイマーユニット専用
パソコン(PC)用
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:RS-422 :RS-232C
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■ダウンロード
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⇒ SPC-003R 製品パンフレット
※PDFファイルを閲覧・印刷するには、
Adobe Acrobat Readerが必要です。
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・独立型太陽光発電システム用に
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・外灯・街路灯・保安照明に
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・監視カメラ、通信機器の電源用に
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・電飾看板、標識の電源用に
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・野外の補助電源用に
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LED表示・機能設定スイッチ(本体上面)
クリックすると拡大表示します
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■ご使用例
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LED街路灯、パーキングサインを使用した電飾看板・広告・標識・夜間照明などの独立型太陽光発電システムの一例です。
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■モニター/コントロールソフト(付属品) |
●モニター機能
ソーラーパネルの現在の電力、積算電力、電圧値/電流値、充電電圧値/電流値、周囲温度など。
●ログ機能 SPC-003Rより出力される現在の電力、積算電力、充電状態など合計15種のデータを記録します。
PCに蓄積されたデータを基に期間を指定してCSV出力したり、リアルタイムにデータをCSV出力することも可能です。
●コントロール機能 放電の開始・終了時間を1週間内で10パターンのタイマー設定が可能。
また、負荷接続ON/OFF、最大充電電流設定が可能です。
※本体とPCを接続するケーブルはRS-232C用D-SUB 9ピンコネクターです。
USB端子と接続される場合は市販のUSB/RS-232C変換器をお求め下さい。
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■メーター/タイマーユニット MTU-003R(別売:本体同時購入オプション)
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ソーラーパネル充放電コントローラー(SPC-003R)の電流・電圧・電力・温度の状態を表示します。 アナログタッチパネルを採用しており、直感的な操作が可能となっています。
また、時計機能により負荷1/負荷2に対する出力の開始・終了時刻を各10件プリセット登録可能(毎日または曜日毎での時刻によるタイマー設定が可能)なので、システム構成に応じて最適な電力供給プログラムを組むことができます。
MTU-003R(別売)
クリックすると拡大表示します
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タイマーユニットは以下の機能を有します。
1:
2:
3:
4:
5:
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充放電コントローラーの状態表示
負荷1/負荷2への接続・遮断タイマーのプリセット登録
充放電コントローラーの現在時刻の設定
バッテリーへの最大充電電流の設定
負荷1/負荷2への接続・遮断制御
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※付属品:本体接続用ケーブル2m
※本体(SPC-003R)との同時注文のみ。MTU-003Rの単品販売は行っておりません。
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■リモート温度センサー TS-1(別売:本体同時購入オプション) |
TS-1(別売)
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ケーブル長:約2.0m
リモート温度センサーは、正確な温度補償のためにバッテリー温度を測定します。
※本体(SPC-003R)との同時注文のみ。TS-1の単品販売は行っておりません。
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■仕様一覧
型式
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SPC-003R
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公称システム電圧
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DC12V、DC24V
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バッテリー最大充電電流
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18Amax
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バッテリー電圧範囲
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8V〜30V
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最大入力電圧
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90Vmax
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ソーラーパネル
公称最大入力電力
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240W(12Vシステム)
480W(24Vシステム)
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最大負荷電流
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15A(2系統合算値)
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動作温度
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-20℃〜55℃
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保存温度
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-30℃〜90℃
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バッテリータイプ
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ゲル型、密閉型、非密閉型、AGM
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充電方式
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4段階充電[バルク、吸収、フロート、均等化(非密閉型、AGM)]
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放電チャンネル
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2系統
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自己消費電力
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1W以下
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寸法
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110mm(D) x 184mm(W) x 80mm(H)
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付属品
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CD-ROM(取扱説明書、モニター/コントロールソフト) × 1
PC接続用ケーブル2m × 1
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◆仕様及び外観は、改良のため予告無く変更することがありますのであらかじめご了承ください。
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■注意事項
●通電中の配線は行わない
配線作業は、必ず電源を遮断してから行って下さい。感電、製品の損傷・劣化の恐れがあります。
●電源配線は、端子配列を確認した上で正しく行って下さい。
誤配線をすると、火災・故障の原因となります。
●電源部の端子ネジの締付けは、規定トルク範囲で行って下さい。
ネジやユニットの破損、誤動作の原因となります。
●ACインバーターの接続不可
充放電コントローラの負荷端子には、いかなる容量のACインバータも配線しないでください。
MPPT の負荷制御回路を損傷させる恐れがあります。
【仕様変更】
・本体表示が日本語から英語、塗装色が白一色に変更になりました。(14/12/15)
・容量拡大仕様のSPC-003Rを追加発売しました。(14/12/15)
・ヒートシンクの高さ変更により、製品の高さが約21mm低くなりました。(12/10/23)
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||| 関連商品
||| チャージコントローラーの機能について
チャージコントローラーには下記のような機能があります。ご希望のシステムに応じて最適なものをお選びください。
充電制御:
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太陽電池からバッテリーへの充電電圧を自動制御します。バッテリーの過充電を防止します。
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放電制御:
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バッテリー低電圧による負荷の遮断と負荷の自動再接続をします。バッテリーの過放電を防止します。
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逆流防止:
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夜間・雨天等の低照光時おいて、バッテリーから太陽電池への電流の逆流を防止します。
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夜間タイマー:
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太陽電池パネルの発電状態から日没/日出の時間を検知し、負荷接続を自動的に制御します。
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温度補正:
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バッテリーの温度を感知して充電電圧を補正し、より最適な充電制御を行ないます。
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※機種により機能の有無が異なります。各商品説明にてご確認ください。
||| チャージコントローラーの選定にあたって
・ご不明な点がございましたら、太陽光発電のススメ(チャージコントローラーの選定)のページをご参考ください。
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